経営者インタビュー

「社長をやらないか?」と南部からチャンスをもらいました。

--その後、代表取締役社長になられたきっかけはどのような経緯だったのでしょうか?

私は本当に運に恵まれているなと思っているんですけど、 たまたま今の会社の社長になる数年前に、自分のいたチームのみんなが頑張ってくれて、 とても業績が良く、社内でもいろんな賞をもらってたんです。そして、パソナユースの前身であるパソナオンという会社がパソナの一事業部として 存在していた頃なんですが、その事業部が分社化するタイミングの時に、 パソナグループのトップである南部から突然言われたんです。

「もう少し大きなフィールドでやってみたらどうだ?」
「社長をやらないか?」

と。すぐに自分にとって、チャンスだと感じました。

パソナグループでは、新卒派遣を1996年から展開していたのですが、 やはり若手をターゲットに事業を行うのであれば、 会社自体、若い社員に元気良くやらせたいという南部の考えがあり、分社化の際、 そういった中で元気だけがとりえだった私にチャンスを与えてくれました。

また、南部自信はベンチャー思考が強く、 現場の若い社員にたくさんのチャンスを与えていきたいという想いがありまして、 そういった面でもやってみないかという話しになったんです。

私が代表取締役社長になったのは、そのような経緯でして、 何か一人で独立したいと考えて、独立したわけではなくて、 正直なところ、たまたまタイミングが良かったんです。 今でも本当にそのタイミングはとてもありがたかったなと思っているんですけども、 そういった事がきっかけで今のポジションになったんです。

自分にできるだろうか?という不安はなかったですか?

一切無かったですね。 失敗したらどうしようとか、うまくいかなかったらどうしようといった発想は全く無かったんです。

「よしやってやろう!」

という気持ちだけがそこにはありました。 まさに、昔の入社1年目と同じ気持ちで、「やるしかない!」という気持ちしかありませんでした。 人によっては、やはりそういった未知の経験に対して、様々な不安を抱く事もあるのかもしれませんが、 私の場合は、社長という会社全体を見ていくポジションになれる事への期待の方がとても大きくて、 不安というよりは、むしろ楽しみの方が大きかったんです。 その当時は何でもできるだろうという気持ちだけを持っていましたね。

その後、代表取締役社長になられて、ご苦労などはございませんでしたか?

苦労というのは どんなポジションでもどんなビジネスでもあると思いますが 改めて振り返ってみると些細なことはたくさんありましたが立ち直れないくらいの苦労は 無かったように思います。業績が悪かった時代も当然ありますが、それが

「やばい。どうしよう。」
「しんどい。もう逃げ出したい。」

と、そういう発想はまったく無かったですね。 逆にいっしょに働いてくれているメンバーが、 みんな一生懸命にやってくれているし、また、 20代前半の若い派遣スタッフの方々を見ていても、 やっぱり仕事に対して一生懸命というか、本気でその仕事に就きたいという 強い想いや情熱を直(じか)に感じて伝わってくるので、そういったものを感じると、

「負けられない。」

という意識になるんです。 だから、そういった時でも常にやるしかないという想いで、苦労とかはあまり感じなかったですね。

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