経営者インタビュー

社員一人一人を信じる事。
--仕事をしていてストレスを感じる事はありますか?
仕事がおもしろくないと感じる事は基本的にありません。設立間も無い頃から会社にいるので、 会社への愛着度合いは非常に高いと思います。 ですから、あまり会社に行きたくないなって思うほどの事は無いですね。 前の会社はいっぱいあったんですけど。(笑)
ただ、朝起きるのは個人的に辛いですね。一度起きてしまえば会社が嫌だとかは特にないんですけど。 個人的に朝が弱い方なんですよ。
会社が小さい方が仕事って発生してこないので、例えば、お客さんが5社しかいないと、5社だけの対応をすれば良いだけですが、 20社、50社、100社、200社といったように増えてくると、そうはいかなくなり、どんどんやる仕事は増えていくものだと個人的には 思います。 昔の方が仕事が終わるのは本当に早かったんですよ。平気で夕方5時ぐらいからはお酒を飲んでましたので。(笑)
会社が小さい方が何でも実務をやらないといけない気もするのですが、実はそうでも無いと思いますよ。 大きな会社はどんどん仕事が入ってきてしまうんですけど、小さな会社は仕事を外に取りにいかないと仕事は 入ってきませんので、 例えば、お客さんを取りにいってお客さんが取れなかった日に会社に帰ってきてもすることがありませんから。 会社が大きくなってくると仕事の依頼もどんどん入ってきますので、そうするとやらなければいけない仕事も多くなるんですよね。 そう思いますよ。 前は残業なんてほとんどなかったんですけど、最近は徐々に残業が増えてきているんですよ。 そんな訳で、朝は苦手なんです。(笑)
あと、お客さんからの無理な相談や急な相談、社内の人間関係等はどこにでもある話ですし、 気にしてても仕方が無いので気にしません。当然、ロボットのように完璧じゃないですから、 お客様からご指摘を頂いたりする場合もありますが、寝れば忘れるというか、ポジティブに考えられるようにはなりますね。 365日のうち、1日だけ嫌な事があってもそれに止まっている訳にもいきませんし、細かな事をあげていくときりがないですから、 立場的な面でも細かな事よりも、組織全体の方向性を見ている事が多いと思います。
でも、物事が進まないというのはストレスに感じるところはあるかもしれないですね。 決められた期日までに実行するプロジェクトが完了できていないという事でしょうか。 逆にそれができていないとあまりいい方向には進んでいないという状況ですから。 そういう面ではストレスに感じることはありますね。
--そういうときはどのように対処をされますか?
個々の担当スタッフと話をして、期日までに完了させる事の必要性をできる限り念を押し、できる限り早期に完了してもらうように 指示を出します。 さすがに全て自分一人でやりきる事はできませんし、急遽「オレがやるよ。」といった形ですぐにその人から 任せていた仕事を取り上げるのもどうかと思いますし、専門分野の仕事に全て精通している訳でもありませんので。 例えばタイムラインがあったとすれば、「なんとか次の時までに挽回しよう!」と、1回目に遅れても、 2回目や3回目で取り戻していこうと話します。社員の一人一人を信じてそう励まします。
求められるコミュニケーション能力。
--仕事をする上で意識をされている点はありますか?
うまく気持ちを切り替えるようにと意識はしています。例えば、自分の仕事をやっている最中に、 他の人の仕事について質問や相談をされた後、また自分の仕事に戻らないといけないじゃないですか。 他の人の仕事にばかり気をかけていてもいけないですし、また、別の仕事が舞い込んできて、 その仕事に対応をするといったことは多くなってきましたので。たまに間違えることはありますけれど、 気持ちの切り替えをするようにはしています。
実は最近あったエピソードなんですけど、社内の人と進行中のプロジェクトの話していて、突然内線が鳴ったんですよ。 それで、「お客さんからです。」と言われて、「はいはい。」と普通に 話していたら、既に外線の電話につながっていて、 社内と社外とで意識を間違えて話していました。(笑)
私の席にはいろんなプロジェクトが同時進行しているので、それに関わる社内のいろんな人間が行き来しているんですよ。 それで、自分の仕事は後回しにしなくちゃいけないじゃないですか。 各担当に任せているプロジェクトを優先しないと、 そのプロジェクトが終わらないので、どうしても自分の仕事は後回しにしないといけないのかなと思いますし、 そのためにも意識の切り替えは必要な事だと思っています。
--自分自身で劣っているなと思うところはありますか?
いっぱいありますよ。数えきれないくらいあると思います。やはり人をまとめていく事はとても大変な事だと思いますけど、 社員の不満をどうにもできない状況ってあるじゃないですか。自分が下だった時に、同じように不満に思っていたことを 上になったら「自分が変えてやろう。」と思っていた事であっても、社風や会社の方針であったりとかでどうする事もできない時などは、 自分はまだ未熟なんだと感じる時はありますよね。
そこをどうやってうまく説明するのか、本当に難しいところなんですけど、自分にも足らない部分はたくさんあると思います。 逆に足りていると思った時点で終わりのような気もしますけどね。
全ての語学にまつわる情報発信を目指して。
--御社で求める人材とはどのような人でしょうか?
率先して自分から動ける人、指示を待たない人です。弊社の場合は外国人もたくさん社内にいるので、 英語力は必須になりますね。英語ができなければ、仕事を行う上でコミュニケーションが取れませんので、 英語を話す事ができ、自分のやっている分野に強いというところでしょうか。
例えば、営業職であったとしても大きな会社で成績が良かった人であったとしても、実際に小さな会社で売れるかというと、 結構違ったりする事もあるんですよね。 大きな会社の看板をもってやっているので、看板が無くなっても営業ができる、 真の営業力であったり、本当の実力や経験値をもっている人は求めている人材です。 細分化した仕事のプロは弊社のサイズには合わないと思います。「ここからここまでは可能ですが、ここから先は見れません。 できません。」 というのは、厳しいと思います。弊社の場合は、基本的にもっと広い視野でプロジェクトを見ているので、 対応力や柔軟性、応用力は必須になってくるでしょう。
--最後に、御社の今後の展望をお教え頂けますでしょうか?
弊社は、キャリアクロス(CareerCross)とイーベンキョー(eBenkyo)というウェブサイトがありますが、 このサイトは両方ともに英語という語学に関係しているサイトなんです。 キャリアクロスは外資系の転職サイト、 イーベンキョーは英語の学習サイトという目的で運営していますので、将来的には英語に関するあらゆる全ての分野のサイトを 自社で扱っていきたいと思っています。 また今度の6月29/30日に外資系キャリアフォーラムというイベントを行います。 これは今までのフォーラムとは異なり、外資系の直接採用企業、人材紹介企業、キャリアアップセミナー、 それとMBA/CPAなどのビジネススクールを 一堂に集めたイベントになりますので、転職・資格・セミナーを一つにした 新しい形のキャリアフォーラムを開催いたします。
(取材協力)シー・シー・コンサルティング 最高執行責任者(COO) 斉藤 政之

