経営者インタビュー

朝一番でヒルズへ直行。

--逆に苦手な面はありますか?

私は、結構断るのが苦手なんですよね。好き嫌いは、はっきりしてる方だとは思うんですけど、 「何とか人の役に立ちたい」というか、 頼まれると弱いんですよね。今後の経営に致命的になったりする側面もあるとは思いますので、 そのあたりはしっかりしないといけないと思いますね。

でも一方では、クライアントからいろんな相談を持ちかけられても、「何とか役に立ちたい」「期待にこたえたい」という想いから、 難しい相談でも、「どうしたらいいのかな?」「何か方法は無いかな?」と考え、 「これならいける!よしやろう!」という結論を出して、 あとはひたすら行動する。といったいろんな経験の積み重ねにもつながっている点はあるかもしれないです。 そういた点では良い側面もあるのかもしれませんね。

--今まで大きな失敗やトラブルをご経験された事はありますか?

失敗やトラブルは、過去に何度となくありますよ。 前職のフルスピードに入って間もない頃にも、大きな失敗をしたことがありました。

その時は、代表に相談して、「明日、とりあえずテレアポはしなくていいから、その社長に会って誤ってきてはどうですか?」 と言われて、約束もせず、電話もせず、朝一番でクライアントのいるところに謝りに行った事がありました。 当時の私はインターネット広告の提案もしていたのですが、具体的には、効果測定のミスをしたんです。

そのときはこれ以上無いぐらいに落ち込んでしまいました。ただ、本質的に自分が落ち込んでいる場合ではなく、 今後どうするかという事が必要だったと思うんですよ。 それを見ていた代表が気にかけてくれたのか、 その日の夜にメールを頂き、「まぁ、明日、この契約が無くなってもいいので、誤ってきたらどうですか?」と いったメールしてくれたんですよね。 次の日の朝に、会社に行くよりも先にその会社のある六本木ヒルズにいきました。

だけど、六本木ヒルズなので、建物の警備セキュリティーが閉まっている場合は、中には入れないじゃないですか。 ですから、「今、下にいるんですけど!」といきなりに電話をしたら、会って頂いて、本当に心から誤りました。 その時は許して頂けたんですけど、本当にいい経験だったと思います。その後の自分の部下にも同じように教えてきました。 何か問題があれば、自分が落ち込んでいるより先に、 「クライアントの所へ真っ先に行き、 何よりも先にお客様のために問題解決を優先しなければいけない」という考えですよね。

やりたいと思ったことは直ぐやればいい。

--御社の今後の目標や将来のビジョンとは、どのような事でしょうか?

消極的な意見では無いんですけど、「こうなりたい!」とか、「今後のビジョンはこうだ!」とか、「何年後にこうしたい!」とか、 そういうのはあまり無いんですよね。 じゃぁ、何もする気が無いかというとそうじゃなくて、 「やりたいと思ったらその時にやってしまえばいいじゃないか」といつもそう考えるんですよね。 やりたいと思ってる事を直ぐにやってしまえば、目標や予定じゃなくなるわけじゃないですか。 ですので、私が会社を作ったのは25の時なんですけど、会社を作りたいと思っても、普通の人だったら、 30になったら作りたいなという将来の事等で目標を持っている方も多いと思いますけど、 思い付いたらその時にやればいいと思うんですよ。その時にやれば目標じゃなくなるじゃないですか。 本当に、そういった目標やビジョンが明確にあればなおさら、すぐにやってしまえばいいと思うんですよね。 ですから、逆に今は、いつでもそういった思いたった事があれば、直ぐにやろうと心がけているので、 「何年後に何をやりたい」とか、今はほとんど考えてないですね。 でも、これからは、もっともっとスピードをあげていきたいですね。

(取材協力)株式会社キャリアージュ 代表取締役社長 今村 信一郎

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